おやすみ日常

眠るように暮らしたい

ほむほむ

 

その昔、男の子に「枕に対して枕カバーが全然足りてないじゃん」と言われたことがあり、そうだよなあと思いつつもそのまま暮らし、数年が経った。

 

この間ニトリで枕全部を包むタイプのカバーを買ってきた。カバーが足りなくてもどかしい、という気持ちはなくなった。

 

 

でもきっと、枕カバー関連のことで、笑いながらいちゃもんを付けられたなということは忘れないのかなとぼんやりと思う。

 

普段は昨日の行動すら忘れるわたしであるが、中にはそんなふうにずっと覚えている言葉もある。

 

 

 

「今まで会った女の子の中で一番面白いよ」

 

 

わたしの人生の中で一番、言われて嬉しかった言葉である。

 

 

女の子、女の子、女の子。

面白い、面白い。

 

(言われたい言葉のオンパレードだ!)

 

 

その後言った人の心は移ろったとしても、その時はそうだったのだという事実が、誰かに一番面白いと思われた嬉しさが、たまにひょっこり現れて、勇気付けてくれる。

 

自分の記憶一つが頼りの、実体のないものなのに、時空を越えていろんな気持ちを含んで運んできてくれるから、言葉はすごい。

 

 

 

穂村弘さんのエッセイを読んで、改めて「言葉」が大好きだなぁと思いながら